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(記事・写真提供/卓球王国)

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これで世界選手権ドルトムント大会の速報を終わります
2012/04/02

 ドイツ・ドルトムントで8日間にわたって行われた世界選手権団体戦・ドルトムント大会。巧みなショーアップと観客のノリの良さは、ブンデスリーガでの長い伝統を誇るドイツならでは。この最終日の盛況ぶりは、ドイツの卓球人気が根強いことを証明していました。

 来年2013年の世界選手権個人戦は、花の都パリでの開催。福原愛選手がベスト8に入った2003年大会以来、10年ぶりの開催です。日本選手のより一層の活躍を期待しましょう。

 速報ページをご覧いただき、ありがとうございました!

中国、2年前の悪夢を振り払い、優勝
2012/04/02

 〈中国 3−0 シンガポール〉
○丁寧 12、−8、4、3 馮天薇
○李暁霞 9、−11、10、5 王越古
○郭躍 8、6、9 リ・ジャウェイ

 中国女子は、2年前のモスクワ大会でシンガポールに屈辱的な敗戦を喫した。それから2年経った。2年前のメンバーは丁寧だけで、李暁霞、郭躍を新たに決勝で起用し、盤石な体制で臨み、失ったゲームは2ゲームのみ。ディフェンディングチャンピオンのシンガポールを力で圧倒した。

 シンガポールは準優勝に終わったが、トップ馮天薇が丁寧を相手に蘇ったような両ハンドの攻守の冴えを見せ、2番王越古の堅いバックブロック、強烈なフォアスマッシュの連打も光った。中国からの帰化選手を揃えたチーム。今大会は苦戦続きだったが、やはり中国に次ぐ強豪であることを改めて証明してみせた。

 下写真は左から、中陣でも粘り強く両ハンドで対応し、高い集中力で馮天薇を粘り倒した丁寧。スマッシュ連打と堅いバック表ソフトのブロックで、中国ベンチをヒヤリとさせた王越古。女子団体表彰での中国チーム。

劉国梁監督「モスクワの時よりも両者の差は狭まっていた」
2012/04/02

 男子団体優勝後の記者会見にて。

「ドイツだけでなく、日本、韓国も強かったし、ドイツは我々にプレッシャーを与えたし、それは年々強くなっていると思う。3−0だったけど、それぞれの試合が接戦だったし、大きなプレッシャーを受けた。モスクワの時よりも両者の差は狭まっていたと思う」と語った劉国梁監督。
 
「まず中国チームに祝福します。次に私の選手たちへ感謝したい。決勝は0−3だったけど、それぞれの試合は接戦だった。次にはもっとベストプレーをしたいし、ロンドン五輪では決勝に進んで、中国と対戦したい。チャンスが小さなものであることはわかっているが、そのわずかなチャンスをものにしたい」(ロスコフ)

「トップでやるのは難しかったし、お互いがナーバスになった。第1ゲームが重要だった。0−2から2-2まで追い上げたが、張継科のような強い選手から3ゲーム連続で取ることは難しい」(ボル)

速報・中国男子が6連覇。地元ドイツは準優勝
2012/04/01

 〈中国 3−0 ドイツ〉
○張継科 10、6、−9、−10、6 ボル
○馬龍 3、9、11 オフチャロフ
○王皓 −8、5、5、10 バウム

 3試合とも競り合う局面はあったが、競り合いでの中国の強さは格別だった。ボールの威力、安定感は群を抜いていた。ドイツとしては、トップでボルが勝ち、中国に重圧をかけたかったが、ボルが張継科のドライブの回転量に屈したような試合だった。

 トップで張継科が勝ったことで、2,3番の馬龍、王皓は精神的に有利に立って試合を進め、中国は盤石の優勝を決めた。3番王皓はバウムの捨て身の攻撃的なプレーに序盤苦しんだが、要所で決めた3球目パワードライブと、変化の激しい裏面フリックで振り切った。

 中国男子はこれで世界選手権団体戦で18回目の優勝。団体6連覇は男子団体の新記録となった。下写真は左から、台上バックドライブからの積極的な攻撃を見せた張継科、ゲームオールに持ち込むも勝利は遠かったボル、3番で王皓から1ゲームを先取したバウム

日本女子は、今大会5位で終了
2012/04/01

 〈日本 3−0 オランダ〉
○石川 7、7、−10、10 エールランド
○福原 9、−9、10、9 クリーマーズ
○平野 10、3、3 ティミナ

大会最終日の朝9時半から、女子の5・6位決定戦が行われた。
昨夜、ドイツに勝利した日本は、オランダと対戦。強力な帰化選手を擁するオランダだが、この日本戦では地元の選手を起用したため、ぐっと楽になった。日本は最後の試合ということで、わずかに残った気力を振り絞り、石川・福原・平野の五輪トリオで、エース抜きのオランダに完勝。今大会、5位という結果に終わった。

いよいよ最終日。頂点に立つのはどのチームなのか?
2012/04/01

大会8日目、最終日は、男女の決勝戦が行われる。
男子は、地元のドイツ対中国。大歓声を味方につけるドイツが、中国の牙城を崩すことはできるのか?
女子は、前大会と同じくシンガポール対中国。リベンジに燃える中国が、気迫のプレーを見せるだろう。

★男子決勝 13:30〜(日本時間20:30〜)
ドイツ vs. 中国

☆女子決勝 16 :00〜(日本時間23:00〜)
シンガポール vs. 中国

中国、揺るがぬ強さで男女とも決勝進出
2012/04/01

女子準決勝
 〈中国 3−1 香港〉
○丁寧 9、4、4 姜華君
 李暁霞 −10、−9、7、−12 帖雅娜○
○郭炎 4、8、3 于國詩
○李暁霞 5、1、4 姜華君

●男子準決勝
 〈中国 3−0 韓国〉
○馬龍 2、7、10 呉尚垠
○王皓 −4、5、3、8 柳承敏
○張継科 −8、10、5、2 金ミン鉐

 中国が男女とも決勝へ駒を進めた。
 香港の帖雅娜が2番で李暁霞の連続パワードライブを両ハンドでがっちりブロックし、ピッチの早いラリー戦に持ち込んで李暁霞を破る金星を挙げたが、中国がそれ以外の3試合はすべてストレートで勝利した。

 中国男子はベテランの馬琳を起用せず、馬龍、王皓、張継科で韓国戦に臨んだ。2番で王皓と柳承敏のライバル対決が実現し、柳承敏が王皓に裏面フリックでレシーブさせ、それを狙い打つパターンで1ゲーム先取したが、王皓の裏面打法は自由自在。コース、緩急の変化をつけられ、狙いが絞れなくなった。

 明日の男女決勝の対戦カードは、男子は中国対ドイツ、女子が中国対シンガポールという、前回大会と全く同じ顔合わせ。前回のシンガポールに続き、中国越えを果たすチームは出て来るのか。観衆の大声援をバックに戦えるドイツに期待が集まる。

下写真:左から香港の帖雅娜、中国男子対韓国男子の3番で対戦した張継科(中央)と金ミン鉐(右)

日本女子、5〜8位決定戦でドイツを再び破る
2012/04/01

●女子5〜8位決定戦
 〈日本 3−0 ドイツ〉
○福原 −10、−6、6、6、10 ジルベライゼン
○石川 −9、8、8、−9、10 呉佳多
○平野 4、8、−8、10 ヴィンター

 日本女子はサブアリーナで行われた5〜8位決定戦で、予選リーグに続きドイツを3−0で破った。0−2から逆転し、ゲームオールジュースで勝利したトップ福原の頑張りが光った。

 順位決定戦とはいえ、今大会の成績がロンドン五輪団体戦の出場チームを決める基準になる上、世界選手権は大会の格付けが高く、勝敗が世界ランキングに大きく影響する。「ロンドンに向けて、強い選手と当たって勝てばランキングも上がるので、ロンドンへのスタートを今日切った。(世界選手権は)グレードの高い大会なので、ランキングを上げるチャンスだから、消化試合ではない。明日も勝ってランキングを上げます」と日本女子チームの村上恭和監督も闘志を失っていない。日本は明日の5〜6位決定戦でオランダと対戦する。

下写真:左からゲームオールジュースでの勝利に笑顔の石川、石川に敗れた呉佳多、笑顔の日本女子チーム

ドイツ戦後の岸川聖也「勝って自分の実力を証明したかった」
2012/04/01

★ドイツ戦で、日本男子唯一の勝利を挙げた岸川聖也、試合後のコメント

「良い試合ができたけど、チームが負けたので悔しい。一番と2番の試合、二人とも固くなっているように見えた。こんなにアウェイな雰囲気は経験したこともないのはしょうがない。
 ぼくは無心で、相手とボールしか見えなかった。そういう状態に持っていけたので勝てた。こういう経験は初めて。フォアハンドが良かったし、相手よりも1本でも多く打ち返そうと思っていたし、常に有利な状態で試合を進められた。

 何日出番を待っていたかわからないので、勝って自分の実力を示したかった。最後にぼくはよい試合ができたので絶対ロンドンにつながる。丹羽も初出場で頑張ったし、賢二も実力以上のものを出してくれた。ドイツに負けたことは悔しいし、実力不足だけど、日本はみんな若いので、ロンドンにつなげたい。

日本男子、ドイツに敗れ、3大会連続銅メダル
2012/04/01


 〈日本 1−3 ドイツ〉
 水谷 −7、−13、−11 オフチャロフ○
 丹羽 −5、−7、−9 ボル○
○岸川 9、6、−5、11 バウム
 水谷 −6、−8、−11 ボル○

 日本男子、ドイツに敗れ3大会連続の銅メダル。35年ぶりの決勝進出はかなわなかった。
 勝負を分けたのはトップの水谷対オフチャロフ。「最近はオフチャロフには連勝していた」と試合後に水谷が語ったとおり、これまでは分が良い相手だったが、地元観衆の大声援を背に豪快なバックドライブを連発するオフチャロフの前に、水谷は守勢に回った。中陣でのしのぎも威力あるフォアドライブで攻略された。

 2番丹羽はドイツのエース・ボルとの対戦。「技術で勝っているものが何もないから、試合をしていてキツかったです」(丹羽)。第3ゲームこそ、丹羽の前陣でのフォアドライブ連打で9−9まで競り合ったものの、ボールの回転量の差は明らか。ボルの両ハンドドライブを、丹羽はきっちりブロックできなかった。

 これで0−2となり、厳しい状況に立たされた日本だが、3番岸川がヨーロッパ選手権2位のバウムに勝利。「無心で、相手とボールしか見えなかった」という岸川に対し、バウムは「ここで勝負をつける」という気負いが見られ、バックドライブやフォア強打のミスが多かった。岸川の中陣での両ハンドドライブは安定感抜群だった。「何日間、出番を待っていたかわからない。勝って実力を証明したかった」(岸川)

 これで4番水谷につないだ日本男子だが、4番水谷はボルにストレートで敗れた。第3ゲームの終盤、開き直ったようにフォアドライブの連打、逆モーションのバックドライブを決め、8−10から11−10へ逆転したが、反撃もここまでだった。

下写真は左から、ドイツ戦で整列する日本男子チーム、日本から2点を奪ったボル、水谷

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